噴霧時のピキャットクリア安全性テスト (安全性の証明データ)
ピキャットクリアを煙霧機にてミスト状にした場合の次亜塩素酸の安全性を検証しました。
空中浮遊物もしくは有機物に触れた場合は次亜塩素酸が消失します。
ただし、有機物に触れる前に蒸発した場合、
Cl2は塩素ガスです。この塩素ガス発生についての安全性を検証しました。
「塩素ガス環境許容濃度」
日本産業衛生学会勧告値…1ppm
A C GIH(A medcan Conference of Gove m entalIndus 舳)
TLV-T W A (時問荷重平均) 1ppm
TLV-STEL (短時問暴露限界) 3ppm
「試験環境」
20㎡の換気無し室内
「試験条件」
ピキャットクリア500ppm | pH5.89 |
ピキャットクリア200ppm | pH5.82 |
ピキャットクリア100ppm | pH5.95 |
ピキャットクリア50ppm | pH5.82 |
1時間で4Lを空間噴霧しました。
Cl2はガス検知管で測定しています。(ガステック社製)
噴霧開始後、30分後、1時間後に測定しています。
通常、空間噴霧は100ppm以下ですが、安全テストとして500ppm濃度のテストもしています。
「試験結果」
ピキャットクリア噴霧によるCl2(塩素ガス)発生量測定結果
30分後の濃度(ppm) | 60分後の濃度(ppm) | |
500ppm | 0.10 | 0.12 |
200ppm | 0.02 | 0.07 |
100ppm | 検出せず | 検出せず |
50ppm | 検出せず | 検出せず |
このように、通常使用の100ppm以下では検出できない値となっています。
(0.01ppm以下は計測できません)
500ppmという高濃度でも基準値の1/10となりました。
この結果より、ピキャットクリアの空間除菌は極めて安全であることが証明できます。