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次亜塩素酸水(ピキャットクリア)は効果があるのか?
いえいえ、効果があるかどうかではなく、効果は得るものです!
ちょっとしたコツや考え方で得られる効果は大きく違ってくるものですよね!
散布間隔は関係なし!叩きたいときは徹底的に叩いてOK!
農薬のように使用回数に制限はありません。
次亜塩素酸水は菌が耐性を持つことができません。気門封鎖も耐性など持てません。
だから、病害虫を叩きたいときに叩けばOKです!
濃度を上げず散布量を増やして効果を高めましょう!
効果を高めようと、どうしても薬剤の濃度を上げたくなってしまう人はまだまだいます。
「400ppmで散布しちゃダメ?」と、農家からよく聞かれますが(*^▽^*)
確かに毒性を強めれば強い効果を得られるのは間違いではありません。
でも、もっと効果的なのは濃度を上げるよりも散布量を増やすこと!
しっかりたっぷり散布した方が効果は何倍にも高まります。
ピキャットクリアの水温に注意!30℃前後が効果が高まります!
次亜塩素酸分子は温度が高まると活発に運動します。
40℃以上だと失活も早くなるので、一番理想的な温度は30~36℃程度です。
これは余談ですが、次亜塩素酸分子は人間の白血球にも存在して侵入した菌やウィルスを撃退しています。
体温は次亜塩素酸分子がとても活発に運動している温度です。
よくできてますね!
紫外線や有機的汚れに注意!失活する可能性があります
栽培現場ではどうしても土汚れなどがあります。日も当たりますよね。
失活させないように注意してください。
なんと、雨後の葉っぱが濡れているときが絶好の散布機会!
農薬などでは、葉っぱが濡れていると散布している薬剤が薄まって効果が出なくなると考えますよね?
毒性&残効性で効果を出す農薬はこれは正解です。
ですが、次亜塩素酸水は「濡れ性を発揮できるのでラッキー!」と考えます。
濡れ性とは、葉っぱが濡れていて薬液を弾かないということです。
葉っぱが濡れていると効果を強く出せるので、雨の後や農薬では良くないとされている2度撒きも効果的!
薬害が心配な時期は濃度を低くするか、水遣りしてから散布しましょう
葉っぱが若かったり弱い時期、日差しが強い時間帯は薬害が出る場合があります。
これは薬剤によるモノではなく、物理的に起こることです。
薬害対策は農薬散布と同じで、日差しを避けるか、濃度を低くするか、作物にしっかり水を吸わせてからおこなうなどしてください。