これがすべての現場を狂わせ、コロナ感染予防対策にも大きな支障を与えることになりました。
「拭き掃除には、有効塩素濃度80ppm以上のものを使いましょう」は、検証してのことではなかったようです。
次亜塩素酸ナトリウム0.05%(500ppm)相当は、8倍の除菌力を持つ次亜塩素酸水であれば80ppmだねということだけの80ppmですね。
こんなふざけた内容でコロナと立ち向かっているのが日本です。
そりゃ、勝てるわけないですね…
これ、大きな勘違いとしては…
コロナウィルスには次亜塩素酸水を80ppm以上で当てないと壊せない!
こう勘違いしている人が、プロだと名乗る科学者や医師にも多いということですね。
これ、申し訳ないですがど素人が起こす錯覚なんです。
水道水は次亜塩素酸ナトリウム1ppm溶液ですよね。
これで、水道水には雑菌もコレラ菌も赤痢菌も混入しません。
この仕組みは、ずっと1ppmに当たり続けている。「ずっと」という曝露時間で菌やウィルスを破壊します。
たった次亜塩素酸ナトリウム1ppmであっても、当たり続けているという曝露時間で水道水には菌やウィルスが存在しなくなるんです。
濃度だけではないでしょ?
菌やウィルスにぶつかり続けている「曝露時間」も効果に大きな要因となります。
「次亜塩素酸水80ppm」はコロナウィルスを破壊する濃度ではないんですよね。
なのに、掛け流しでは35ppmと言ってます。当てずっぽうのデタラメだと気づくはずです。
「コロナウィルスを壊すのは80ppmなのか?それとも35ppmなのか?」
って…真面目な顔して悩んでいた感染対策のプロ?がいたので笑っちゃいました(*^O^*)
もう一つ知っておくべき事は…
コロナウィルスは裸で居るとは限らない!
そういうことです。
「飛沫」って、人間の唾液のことですよね。
この唾液の中にコロナウィルスが潜んでいるわけで、コロナウィルスが裸で飛んでくるわけではありません。
手に付いたって、コロナウィルスが裸でこんにちは!はしていません。
使用する濃度がそのまま菌やウィルスには当たらないのです!
じゃあ、コロナウィルスは何ppmで壊せるのか?
これは言わないです。
言うと、科学を知っているけど使えない人たちがどこぞから整合性関係なくわけのわからない資料を持ってきてはガアガア言いだすので…
面倒くさい!
検証って「条件設定」があっての検証です。
効く効かないは条件次第なのに、その条件の理由すら理解できずに0か100かでしかモノを言わない…
現場で使えないモノは他へどうぞ!
コロナウィルスを壊す本当の濃度は、聞くとビックリするんじゃないかな?
それと、こういう事実もあります。
ウチは次亜塩素酸水50ppmで芽胞形成菌を壊してるんだよ!
これが科学と使える人と使えない人の差かな?
水道水は次亜塩素酸ナトリウム1ppmで雑菌もコレラ菌も赤痢菌も混入させない。
私はウィルスよりも強い芽胞形成菌を次亜塩素酸水50ppmで壊しています。
マジックでもなんでもないよ!これが現場力です!
芽胞形成菌まで壊しているのに、人間や昆虫や植物の細胞も壊さない!
これも現場力です!
いや、別にそんなエラそうなモノではなくて、こういうことです。
効果も耐性も安全性も、環境や条件次第!
どういう環境や条件設定をすれば効果や耐性や安全性は変わるのか?
現場はこれがとても大事で、濃度だけ考えたってダメって事ですね。
ここで女性にわかりやすい「美容」で解説をします。
でも、私は美容に疎いので揚げ足は取らないでね!
たとえば、顔にビタミンを豊富に含んだクリームを使ってお肌ツルツルにしようとします。
でも、冬は肌が乾燥してクリームが肌になじまない…弾かれる感じがしてなかなか浸透しない…
だから、ベットベトになるまで塗り続けた!
たくさんクリームを使いますよね。しかも、成分の濃いモノでないと効きそうでにない…
でもね、肌をしっかり保湿してからクリームを塗ればどうですか?
しっかり肌になじみ、浸しっかり浸透し、小豆ぐらいの大きさのクリーム量で充分ですよね。
私はよく分からないけど、このクリームがお肌成分に届くのはクリームの濃度?量?だけではありませよね。
お肌の状態がとても大きな差になります。
ですよね?皮膚科の先生!
除菌も同じなんです!
なんでもかんでも薬液に頼ることではないし、濃度や量だけで効果や安全性が決まるわけではありません。
ここが科学を使える人と使えない人の大きな差です。
現場は科学知識は参考にするだけで、求められるのは効果を出すことと安全性を担保することです。