Twitterでこのようなツイートが流れ、異常ないいね数になっています。
リツイート数も異常です。
これは2021年1月19日のツイートです。

そして、この内容は2010年6月3日のNHKのニュースの内容です。

半年以上前のこのニュースの内容のツイートが、半年後に出てきて異常ないいね数になっています。

この人が噂の鳥取の薬剤師の方だそうです。ご自分で名乗られています。

立候補?

まあ、偶然なのか、ステマなのか、やらせなのか…
そういうことはどうでもいいですが、ご自分の手柄を主張したいというのはわかります。

日本では、加湿器は過去最大のものすごい販売台数です!

学校への加湿器導入を阻止したと勝ち誇っての立候補が悪いとは言いませんが…
子どもたちから加湿器を取り上げたというのも事実ではあります。
家庭内では加湿器を使っているでしょうから、学校で子どもたちは悪環境に耐えられるのかな?

コロナ対策、花粉症対策、春の土ほこり対策、PM2.5対策はどう考えているのか?

批判するのは誰にでもできます。批判しようと思えば何にだって批判できます。
問題は、代替案があるのかどうか?

鳥取県米子市は花粉が少ないとか、農業の路地畑が少なくて土ほこりが舞わないとか、中国からのpm2.5は飛んでこないとか…
そういうことであれば加湿器は必要ないとは思いますが…
2~4月の窓を開けての換気は難しい地域が全国的に多くなっています。
寒冷地では寒さや雪だけでも不可能ですが…
この薬剤師の方には最後までしっかり仕上げてから勝ち誇っていただきたいですね。
批判で勝ち誇っても続かないんじゃないかなあ?とは、私個人はそう思います。

この2021年6月3日段階では、おそらく薬剤師も次亜塩素酸水に関する知識がとても乏しかったように私は記憶しています。
これは薬剤師の方々と話しをさせてもらったので私はそう理解しています。

私はずっと、「空間噴霧は浮遊しているウィルスにぶつける目的がメインじゃない!」と言い続けています。
メインは加湿効果と加湿器肺炎対策です。
医師であれ薬剤師であれ、これで批判はしないはずです。
浮遊しているモノは加湿することで早く落とすことができます。
それがウィルスであれ、花粉であれ、土ほこりであれ、PM2.5であれ、ダニであれ、浮遊していても早く落とせます。

加湿器肺炎は、加湿器が過去最大に販売されているわけですからリスク管理でしっかり対策してもらわなければいけません。
ハイブリッド式(加熱タイプ)以外の加湿器を購入された方はたくさんいます。
売りっぱなしの業者が多いのも困ったモノですが、こういうことを知らなかった医師が多いのも事実です。

一方、次亜塩素酸水で事故や健康被害なんて起きていません。
悪意のデマが流れていますが、事実無根です。
よって、無知が起こしたデマだとも思えますが、私個人はデマは無知よりも悪意だと思っています。

ただね…
ラッキーなことに、今年は例年に比べて花粉の飛散は7割程度になるそうです。
中国はコロナで工場などが稼働しない可能性もありますので、そうなればPM2.5の飛来が減るかもしれません。

しかし…

いつも犠牲になるのは弱い人たち!

本当に子どもたちのためなのか?

本当に子どもたちのためであるなら、まずはすべての子どもたちが空調システムのある教室や体育館で過ごせる学校にしているはずです。
予算や工期的なことで空調システムが導入できないなら、それに変わる対策を考えます。
加湿器だって、次亜塩素酸水が危険であるというのであれば、水道水でも良かったわけですし、ハイブリッド式(加熱タイプ)を導入すれば良いだけのことです。

これが知れ渡れば、教室では席の奪い合いになる?
いやいや、空調システムも加湿器も空気清浄機も換気扇も無いのなら、窓全開で換気することになります。
学校だから不公平なことはできませんよね。

でもね…
今になっては、もう手が付けられないかもしれません。

現場は、ワクチンがまわってくるまでは自衛で凌ぐしかないと腹をくくるべき!

私たちがしっかりと感染予防することが日本を守り、医療も守ることになります。

一方、私が次亜塩素酸水を批判している人たちを愉快犯だと言っている理由は、この人たちは感染予防の邪魔をして医療を壊し、日本を壊そうとするからです。

次亜塩素酸水の空間噴霧で健康被害が出ていますか?
それで医療に迷惑を掛けていますか?

ありもしないことで邪魔をして、そして何かを得ようとする…
すでにたくさんの現場で、コロナ以前より多くの施設で使われているのが次亜塩素酸水の空間噴霧です。

デマに負けることなく、デマに流されず、自衛するしかないのですからデマを避けるのもコロナ対策かもしれませんね。