これはウチのユーザーさんに向けて書いていることです。
ですから、意見は聞きますが批判は一切受け付けません。批判目的のクレイマーは他で相手してもらってください。
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以前、次亜塩素酸水を極端に批判している医師にこういう質問を投げたことがあります。
「常在と非常在の感染症、対策の違いは何ですか?」
これに対して、非常在は重度の感染症だから感染対策を強め、常在は軽度なので対策よりも安全第一とするというトンチンカンな回答でした。
少なからず、こういう医師には診察してもらいたくないなあ…
素人さんがこういう勘違いをするのはわかります。どちらかというと、こう思ってる人は多いんじゃないかな?
でもね、たとえばO-157ですが、これは常在菌です。
対策はいい加減でいいんですか?もしそうなら、食中毒で大変なことになります。
食中毒でも死人は出ますよ?いい加減なことをしていたら死体の山を築きます。
では率直に常在と非常在の対策の違いを解説します。
非常在は右にならえ!常在は人や場所や状況に合わす!
こういうことです。
わかりやすく非常在をエボラ熱、常在をO-157で解説します。
エボラ熱は日本には存在していません。存在させてはいけません。ですから全員が徹底してエボラ熱が存在しないように同じ対策を取ります。
Oー157はどこにでも存在していますが、存在してはいけない場所があります。O-157に抵抗できない人がいます。存在して欲しくない季節があります。
厨房や病院で存在してはいけないですよね。身体が弱くて抵抗力が落ちている人だとO-157に命を奪われるかもしれません。食中毒が流行る時期は特にO-157対策は取るべきです。
よって、O-157は人や場所や状況に合わせて対策する必要があります。
これで理解できますか?
■常在 …人や場所や状況に合わせて対策する
■非常在…徹底して存在を無くす
さて、今の日本のコロナ対策はどうですか?
選択の自由がありそうで実際は強制だらけですよね?
これ、コロナ対策は非常在での対策だからです。その対策は笑えないほど幼稚なんですけどね…
でも、そうすればコロナは抑えられるって本気で厚労省とか次亜塩素酸水を批判する医師とかは考えていたんです。
まあ、それはそうとして…
次は常在としてコロナウィルスとどう対峙していくのか?
考え方は簡単ではあるんです。
たとえば、飛行機内はマスクをすべきかどうか?すべきという意見の方が多いですが、感染は止められないからマスクは不要だと考える人もいるでしょう。
コロナウィルスを非常在とすべきならマスクは必須です。でも、常在と考えるなら?
マスクはしなくても良い?
いえいえ、違いますよ。
マスク着用便とマスクフリー便に分ければ良いんです。
空調がしっかりしているなら、前列はマスク着用で後列はマスクフリーとか…分ければ良いんです。
たとえば、病院内でマスクは必須かと言うと…
これは問答無用で必須ですよね。では、市役所では?
マスク着用時間帯とマスクフリー時間帯で分ければ良いんです。
飲み屋でマスクは必須?
これも時間事でも良いし、店毎で分けてもいいと思いますよ。
マスク着用店とかマスクフリー店とか…お客さんがどこに行くか選べれば良いですね。
どうです?日本なら一部のおバカなクレイマーを除けばみんなできることなんです。
日本ならできることだと思いませんか?
重症化リスクの高い人たち、家族にそういう人が居る場合は、このマスク着用を追いかければ安全になります。
若くて元気な人、感染したら仕方ないかって思っている人はマスクフリーで良いですよね。
非常在を常在に変えるとなると、対策を緩めると勘違いされることが多くあります。
でも、本当は強制を選択に変えるということです。
この選択肢は作らないといけないので、これを作れるリーダーシップが日本にあるかどうかは…
宗教団体や既得権益の利権重視の自民党が、そんな優しいことを国民にやってくれるのかどうか…
わかりませんが、現にSNSではコロナをノーテンキに考えようとする危険な考えも横行しだしたようです。
一方で子どもたちにワクチンを強制させる動きもあるようです。
だから、まずは常在に変えるとはどういうことか?を解説しました。皆さんにも、非常在と常在の本当の意味を理解してもらえればと思います。
で、ここからは余談になります。
私は植物栽培が本職なので、この常在や非常在というのも植物栽培から来ています。
これを言うと、「人間様をたかが植物と同じにするな!」というクレイマーじいさんが出現しますが…
考え方ってどれも同じです。
一概には言えないですが、年配の人はどちらかというと非常在で考える人が多いんですよね。
一方、若い人たちは常在で考える人のほうが多いです。
マスクをしていない若者をお年寄りが怒鳴りつけるというのは、まあ合ってもおかしくないですよね。
お年寄りは頑固、若者は柔軟…仕方ないです。
これは農薬問題でも同じなんですよね。
農業は高齢者が多いので、常在する病原菌を非常在にしようと作物を農薬漬けにしてしまいます。
その結果、食の安全を奪い、自然や生態系が壊される結果になっています。
ただ、それを責めるわけにもいかない…日本の食文化を支え続けてきたのはこの高齢者の方々ですから…
でも、時代はそういうわけにはいきません。
自然は壊れ生態系も壊れ、地球は温暖化で異常気象続き…子どもたちはアレルギーで苦しんでいます。
植物栽培では常在の病原菌は常在として対峙していく栽培、つまりは有機栽培が少しずつですが普及していってます。
高齢の農家さんは気に入らないでしょうが、時代は変わらなければいけません。
ただ、もしその常在の病原菌が存在してはいけない毒性を持ってしまえば、もちろん農薬を使うべきです。
そういう柔軟な考えを持って病原菌と対峙するのがこれからの感染症対策です。あれは駄目、これは良いと決め付けるような考え方自体が時代ではないんですよね。
コロナも同じです。
今やっている対策は決して間違えているわけではありません。ただ、利権ばかり大事にしているので中身はスッカラカンなだけです。
そして今は非常在を常在に変える必要があります。
柔軟に考えていけることがとても大事!
そういうリーダーが日本に現れてくれないだろうか…
でもねえ、今の日本で出世するということは頑固なじいさんのご機嫌を取ってこその出世なので…
私も来年は還暦なのでじいさんの仲間入りですが、私は柔軟な考えを持つ努力は続けていきます(*^▽^*)