「アルコール消毒液 VS 次亜塩素酸水」より前には、「電解水 VS 2液方式」の争いがありました。
まあ、大手企業は利権争いで中小企業を追いやることは普通にやってきますよねえ。
行政は既得権益を優遇するので、大手企業が扱っているほうがより優遇されます。
しかし、現場ではそれぞれの特徴でどれを導入するか決めています。
現在は、電解方式による次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウムと有機酸を混ぜた2液方式の次亜塩素酸水、粉タイプの次亜塩素酸水
どれも次亜塩素酸水と名乗っています。
それぞれ生成方法は違いますが、一番新しい技術は2液方式の次亜塩素酸水です。
電解方式のほうが新しいと勘違いされることが多いですね。
生成方法が違う次亜塩素酸水をそれぞれ評価するのは、いろいろな視点がありますので一概には言えません。
現場に合うほうを導入するのがよろしいかと思います。
電解水は、「生成機器を導入して使う次亜塩素酸水」だと私は考えています。
生成された液はどうしても日持ちしませんし、濃度も出ません。
機械の導入ですから、コストも膨大になります。
ただ、規格に乗りやすいので工場や大規模な施設では重宝されます。
生成した薬液をすぐに使う!という現場ではとても長けています。
2液方式は、「手軽に使える、オールラウンダー的次亜塩素酸水」だと考えています。
生成された液はけっこう持ちますし、高濃度(800ppm以下)でも生成できます。
いざとなれば数千ppmの濃度でも生成できますが、次亜塩素酸水は1000ppmを超えると失活はとても早くなりますので、こういう濃度では生成しません。
一気に大量に生成できますし、なによりコストがかなり抑えられます。
ただ、規格に乗りにくいのと、手軽さゆえの不良品を流通させる業者が出やすいのが難点です。
費用対効果が出やすい、一般ユーザー向きと考えればよろしいかと思います。
こう考えると…
電解方式は生成機器導入、2液方式は薬液購入となりますが、一概にそうとも言えません。
安価で大量に生成できる2液方式の生成機器もありますし、濃度をしっかり出せている電解水もあるようです。
まあ、宣伝文句もひっくるめれば、どれが良い悪いは現場の判断かな?と思います。
まず言えるのは…
効果や安全性は変わらない!あとは企業規模と価格の違いだけ!
トリハロメタンがどうこうなんてデマもありましたし、食塩だから安全だという印象操作もありました。
でも、生成された液にたいした違いは無いです。
行政は大手企業ひいきなので、その違いはあるかな?(*^O^*)
あとは、業者選び、店選びだと思います。
しっかりとした知識を持ち、安定した濃度で提供できるところを選びましょう!