ちょっとタイム!
ものすごく単純な勘違いを犯している人はいないか?
先ほど、SNSから来た医療関係の人と話をしていたんだけど、すごく勘違いしてたので…
理解してくれたけど、もし勘違いしている人がいたら要注意だ!
消毒も殺菌も除菌も…菌やウィルスの数を99.9%まで減らすことを言うんじゃないよ?
効果って99.9%まで減らせるから効果有りじゃないよ?
これはいいよね?
なんかねえ、次亜塩素酸水側とも次亜塩素酸水アンチとも話が合わない人がいるなあと思っていたら…
コレが原因か?
ちょっとチカラを抜いて考えてみて!
たとえば、
次亜塩素酸水100ppmに30分間漬け込んでおいたらウィルスを100%壊した。
次亜塩素酸水30ppmに1分間漬け込んでおいたらウィルスを70%壊した。
これね、70%壊すのと100%壊すのではパワーが随分違ってくるのはわかるかな?
100ppmなら100%
50ppmなら50%
10ppmなら10%
なんていう足し算にはならないよね!
これは一概には言えなくて、80ppmぐらいまでは0%なのに80ppmを越えるとぐーんとパーセンテージが上がっていく場合もあります。
でね、こういう実証データを見るときに気をつけなければいけないのは…
こういうデータは、ウィルスを100%減らす現場のためのデータということです。
つまりは、私たちの日常で使うデータではないということです。
こういう実証データは、シャーレの中でおこなわれます。室温や湿度など環境や条件設定も一定に設定されていて、そういう中での実証です。
なんかねえ、一般の方々が30分浸けておいたらとか10分置いてからとか…
何言ってんだろ?と思っていたんですが…
ああいう実証テストで得たデータは、同環境・同条件で同じ結果は出ます。
でも、家の室内とかオフィスは違いますよね。
シャーレも、それが木のテーブルかプラスチックかでも違ってきます。床だとフローリングもあれば畳もある…
温度も湿度もまったくバラバラのところなので、まったく見当違いなんですよね。
現場ではああいうデータは、こう考えます。
ほほう!100ppmもあればしっかり効くんだな!
これだけですよ!
それと、ここも間違いやすいですよね。
「100ppmで100%なら、それ以下だと効かないな!」
これ、よく言ってますよねえ!
もうね、100%じゃないと効いたことにならないって思っちゃうんだよねえ…
でもさ、こんな事を言ってると当然だけどアルコール消毒液もダメだよねえ…
となると、100%を求める人へのオススメは火炎放射器ってことになります。
もしくは、ベットを病院の手術台とか加工工場のまな板とか…
日常の感染予防対策はパーセンテージの積み重ね!
これを理解できないのに、日常の感染予防対策を謳っちゃいけないよねえ…
不織布マスクだって20%は漏れちゃうんだよね?
じゃあ、ダースベーダーみたいなマスクにしないとねえ(*^O^*)
マスク・手洗い・3密を避ける・換気
どこに100%の世界があるのかな?
どうして、消毒とか除菌にだけ100%を求めるのかな?
医療とか食品加工とかは完全防備してない?
手術する先生がアロハで短パンじゃ怖いよねえ(*^O^*)
消毒や除菌も同じように考えなきゃ!
どこまでやるかは人それぞれだけど、消毒や除菌だけ100%を目指して過酷なことをやったって無駄じゃないかなあとは思うよ。
ウチのユーザーじゃなければダメとは言わないけどね。
では、パーセンテージの積み重ねとはどうやっていくのかというと…
手指で考えれば簡単かな?
一気に手指のウィルスを0にするにはどうするか?
これね、アルコール消毒液でも無理じゃないかな?
絶対に0%なんて、かなりのこと!
でも、たとえば石鹸でしっかり洗って、アルコール消毒液や次亜塩素酸水で仕上げるとかなり減らせるよね!
でね、こまめに手指はシュッシュするわけ。
これはアルコールでも次亜塩素酸水でもいいいよ。好きな方を使えばいい!
こまめにやるのが大事!
でね、また機会があったり手が汚れたかな?と思ったら石鹸で手をしっかり洗って仕上げにシュッシュすればいいよね。
たったこれだけですよ!
1回の効果はそれほどではなくても、こまめにやれば効果はグングン上がっていきます。
テーブルだって同じだし、空間噴霧だって同じ!
100%ばっかり考えて、100%じゃなきゃなんて欲どおしいから下手になる!
日常の感染予防対策…
家庭でも店舗でもオフィスでも、ちょっと考え直してみてはどうでしょうか?
100%は望まない!こまめが大切!
この大事なことを、どうか医師の方々から発信してあげてください!
で…
次亜塩素酸水の空間噴霧は、こまめのひとつです!
これも農業ではこまめです(*^O^*)
これが化学農薬になると100%を目指す行為になります。