空気が動けば飛沫も動く
感染症は空気の流れを読む!
なんて、ちょっと難しいことを言っているように感じるかもしれませんが…
むっちゃカンタン!
だけど、何故か意識されることは少なくて私しか言っていないみたいです。
私は植物栽培が本職です。
植物にも感染症があって、私は農薬を使わなくても感染症を出さない!と、ちょっと自慢しますね(*^O^*)
ただ、農薬は使わない代わりにそれに変わるいろいろなことはやっています。
そりゃそうです、ちちんぷいぷいでできるほどカンタンなことではありません。
その中でよく考慮するのが、空気の流れによる感染症の発生状況の違いがあります。
あ、難しいことではないです。
風上に感染した植物があると、風下にある植物は感染しやすくなりますよね。
水の流れの上に感染した植物があると、水の流れの下にある植物は感染しやすくなりますよね。
まあ、当たり前のことです。
風が吹くと、風が通るところと風がとどまる場所ができますよね。
落ち葉なんかは、風がとどまるところにたくさん積もっちゃいますよね。
風下、風のとどまる場所は感染確率がグンと高くなる!
病原菌、ウィルスが浮遊するなら、空気の動きでそれが集中したり溜まる場所ができます。
コロナは飛沫感染が大きな感染経路ですから、飛沫の浮遊が起きています。
そうなると、空気が動けば動いたほうに飛沫の浮遊が動きます。
動いたり換気したら、空気が拡散されて飛沫も拡散されて広がっていきます。
私は植物栽培の温室でそれをよく見てるので意識しています。
空気が動けば、植物の感染症発症にムラが起こるんですね。
で、畜産や人間の感染症対策でも空気の流れをアドバイスすることはあります。
コロナでは行政に何を言われるかわからないので黙っていましたが…
誰も指摘しないので、よかったら参考にしてください。けっこう効果が高いです。
餅は餅屋に…
ただ、こういうのは空調のプロが詳しいと思いますよ。
換気とか空調って安易に考えると、空気の流れにムラが起きてデッドゾーンを作ってしまいます。
だから、「窓を開けて換気」って私は感染拡大させないかな?と心配しています。
電車とか自動車の窓なら吹き飛ばすぐらいの換気なので効果は見込めますが、教室とか家庭などでは逆効果もあり得ます。
空調にもプロがいますし、工務店とか大工さんでも詳しい人がいるんじゃないかな?
空気清浄機の置き場所とか、換気の仕方は現場を見てアドバイス程度なら私でもできます。
でも、やっぱりプロに見てもらうのが一番だと思います。
世の中のコロナ対策は飛沫対策ばかりですが、空気の拡散対策なども考慮していくと感染症対策のクオリティが上がります。
目の前にパーティション立てたって、横に空気が動いていたら無意味ですよねえ(*^O^*)
皆さんも空気の流れを確認してみてくださいね!
感染リスクの高い場所、低い場所が見つかります。
今は気づいていない人のほうが圧倒的に多いので、感染確率の低い場所を陣取っちゃいましょう(*^O^*)