人体に安全、しかも菌やウィルスをしっかり除菌・不活性化させる方法はどうすればいいでしょうか?
これには4つの方法があると前回お話ししました。
さて、皆さんはいくつ答えられましたか?
本来であれば、たった2~3ppmで菌やウィルスを壊してしまう次亜塩素酸水…
でも、圧倒的なウィルスの数、いろいろなモノに邪魔されてウィルスに次亜塩素酸が当たらない…
さて、どうすればいいんだ?
その前に、研究所が出している実証テストを見てみましょう!
こういうカタチでテストされていますよね。
■シャーレの中にコロナウィルス1万個が入った溶液を入れ、それに次亜塩素酸水50ppm溶液で消毒処理をしたら1分ですべてのコロナウィルスが不活性化した。
■シャーレの中にコロナウィルス3万個が入った溶液を入れ、それに次亜塩素酸水100ppm溶液で10分間消毒処理をしてもコロナウィルスを不活性化できなかった。
最初は北里研究所のインチキテストで騒然となりましたが、今は正確なモノが出ています。
(花王の指示?)
これね、ちょっと科学を知っていたらいくらでも結果を操作できます(*^O^*)
まあ、それはいずれ…
ここで多くの人が勘違いしました!
「そうか!50ppmあればコロナウィルスに効くんだ!」
「えっ?100ppmでもコロナウィルスには効かないんだ!」
一般の人たちが間違えるならいいんですが、次亜塩素酸水を批判している大学教授や医師が間違えたんですよね。
真顔で間違えているので、ちょっと痛かったです…
では、次亜塩素酸水が人体に安全で、しかも菌やウィルスをしっかり除菌・不活性化する4つの方法を出しますね!
■濃度
■曝露時間
■曝露量
■曝露機会
■pH
これを組み合わせコントロールして使っていきます。4つ合わせて考えていきます。
単独では絶対に考えません。
ですから、この4つが存在しないと効果も安全も言えないのです!
これが現場の常識です。
「私がいくらあの店に危険だと忠告してもまったく聞き入れないのよね!」
そりゃそうです(*^O^*)
濃度もわからないのに、この4つはさらにわかるはずないですよね。
メジャーリーグのエース級のピッチャーに、ビール飲みながらTVでナイター観戦してしているおやじがカーブの投げ方を教えようとしているような感じです。
お客さんだからしょうがないなあと、まあ耳だけは貸しているってことですね。
みっともないよ!
ちなみに、4つなのに5つありますよね!5つめのpHはスペシャリスト用です(*^O^*)
ここで「聞き慣れない単語があります。それは「曝露」ですね。
これは「ばくろ」と呼びます。
意味は、「薬液が菌やウィルスに当たっている」ということです。
曝露時間は、薬液が菌やウィルスに当たっている時間ですから、上記の研究所のテストでは1分間とか10分間となります。
曝露量は、薬液が菌やウィルスに当たった量です。使った薬液の量ではなくて、実際に当たった量になります。
曝露機会は、薬液を菌やウィルスにどうやって当てていくか?ということです。効果的や効率的にといったところですね。
次亜塩素酸水の解説で、こういう話は聞いたことがありましたか?
おそらく、濃度だけしか見てなかったんじゃないですか?
「菌やウィルスに影響のあるモノは人体にも影響がある!」
「ウィルスは人間の細胞膜を利用するので、ウィルスを破壊するモノは人体の細胞も破壊する!」
こんなデマで危険を煽られてしまった人はいませんか?
たった2~3ppmで菌やウィルスを壊してしまうのに、たったこれだけの濃度で人間の細胞が壊れてしまったら生きていけません。
水道水でも1ppmですし、プールに入ったら死んじゃいますよね!
危険を煽られるデマは有事に起こります。愉快犯は有事を狙って襲いかかります。
気をつけましょう!
では、次回は4つそれぞれを解説していきます。
皆さんおわかりのように、ここから先は現場の世界です。
現場が培ってきた技術というのがあるんですね。実際の現場はもっともっと複雑ですが、コロナを機会に知っておきましょう!
続く…