「拭き掃除」と「吹き掃除」、効果が高いのはどっち?
多くの方は拭き掃除のほうがしっかり感染予防できていると考えるはずです。
一方、シュッシュする吹き掃除は手抜きとかいい加減なイメージを持つかもしれませんね。
でもね、現場では吹き掃除のほうが感染予防の掃除としては高い効果が得られやすくなります。
拭き掃除→見た目を綺麗にする
吹き掃除→菌やウィルスを撃退する
イメージとは違って、感染予防は菌やウィルスへの効果ですから拭きよりも吹きのほうが確実に菌やウィルスに薬液を曝露させることができます。
× 菌やウィルスを拭いて撃退する
○ 菌やウィルスに薬液を曝露させるために吹き付ける
こうなります。
でもね、日本人は「おしん」が大好きなので、凍えた手に息を吹きかけて耐えていくことを美化します。
まあ、それでもいいんですが、コロナ対策は長丁場ですよ?
感染予防強化は、消毒・殺菌・除菌範囲を広げることだというのも解説しました。
拭き掃除…局地的・集中的
吹き掃除…広範囲
でね、吹き掃除できるのは次亜塩素酸水だけなんです。
アルコール消毒液はスプレー噴霧できません。消毒液は空間に噴霧できないんです。
スプレー噴霧は空間噴霧となります。WHOも禁止していると経産相は言っていましたよね(*^O^*)
まあ、目に入ったり吸ったりしたら危険なので、アルコール消毒液のスプレー噴霧はしないでくださいね。
疑うなら吸ってみればいいです。
次亜塩素酸水は刺激はありませんが、アルコール消毒液は凄い刺激ですよ。
あらら…(*^O^*)
これは置いておいて…
こういう現場の感染予防対策も、けっこう間違えているところが多いと思います。
拭き掃除ジャパンなので、この拭き掃除が現場の疲弊の原因にもなっています。
拭き掃除って、薬剤を有効濃度で菌やウィルスに曝露できないので効果が弱まることが多いんですよね。
少しでも拭いている布巾が汚れたら薬液の効果が無くなります。
布巾が汚れたままだと、布巾に付着しているコロナウィルスを他にも塗りたくっているなんてことにもなります。
次亜塩素酸水をスプレーでシュシュッと吹く!
これで菌やウィルスに薬剤を曝露させます。「ヒタヒタ」は要らないよ(*^O^*)
その後、拭けばOK!
吹いてから拭くので、布巾にもコロナウィルスは付着しません。
無理して疲弊して効果を出せない地獄の拭き掃除…
効率よく気分良く効果をしっかり出せる吹き掃除!
私は後者をオススメしています!
余裕が出たら、スリッパや靴底、靴べら、玄関、郵便受けなど、普段シュッシュしないところを探してやりましょう!
洗面台は使うごとにシュッシュ!トイレの便座もシュッシュ!
作業の余裕が生まれると心にも仕事にも余裕ができてクオリティがグングン上がっていきます!
それでも、拭き掃除ジャパンを貫きますか?
選ぶのは自由です。