次亜塩素酸水の空間噴霧は危険だ!

というデマが多く飛び交っています。
コロナ以前に使用していた現場にもデマの魔の手が忍び寄ってきて大迷惑をしています。
でも、次亜塩素酸水アンチが知らないだけで、次亜塩素酸水の空間噴霧はいたるところでされています(*^O^*)
アンチによる妨害阻止のため、どこかは言えませんが…
事実はけっこう笑えます。

そもそも、水道水は次亜塩素酸ナトリウム1ppm溶液です。
水道水の加湿器利用はOKなのに、次亜塩素酸水だと濃度も示さず危険だとデマを煽る始末…
アンチは本当の科学者や医師なのか、以前はとても不思議に思っていました。

このデマの元凶は、「ウィルスは人間の細胞膜を…」という一般の方々が騙されやすい作り話でした。
ですが、菌やウィルスは2ppm程度の次亜塩素酸水濃度で壊れます。
2ppm程度で細胞が壊れるなら、もちろん人間は生きていけません。

ただ、次亜塩素酸水2ppm程度でも死んでしまう動物がいます。
それがエラ呼吸する生き物です。
おたまじゃくしは次亜塩素酸水にとても弱いですが、カエルになるとまったく平気になります。
これは何が起きているのか?

エラ呼吸は、曝露時間、曝露量、曝露機会がものすごく多くなる!

これ、わかりますか?
エラ呼吸する生き物は水の中で生活していますよね?
この水が次亜塩素酸水2ppmなら、ずっと曝露しているカタチになります。
水道水も同じです。水道水は次亜塩素酸ナトリウム1ppm溶液ですから、この中でエラ呼吸する生き物はずっと曝露し続けます。
淡水魚は身体全体で水を浸透させているとか、海水魚は淡水魚よりもエラ呼吸が強いとか…
すみません、私は魚はあまり詳しくないので…さかなクンにでも教わってください。
エラ呼吸にとっては、次亜塩素酸水2ppmも次亜塩素酸ナトリウム1ppmも命に関わる毒性を持っているのです。

もちろん、私ら肺呼吸する生き物も肺の中にずっと次亜塩素酸水や水道水を流し込んで曝露しているカタチにするなら肺細胞が壊れて生きていられなくなる可能性はあります。
でも、私らは肺どころか気道に水が入っただけで苦しいですよね?
身体が強い拒否反応を示します。ひどく咳き込み、苦しくなります。下手すると死にますよね。
まあ、拷問以外では起こりえないことです。
ちなみに、人間が次亜塩素酸水の空間噴霧がされている室内にいても魚と同じような曝露には絶対になりません。
これ、漫画の世界なので…
私たちは塩素がしっかり溶け込んだプールで泳いでも平気ですよね?でも、多くの魚はプールだと死んじゃいます。

また、ミストというのは見た目は大量に薬液を吸っているように見えますが、実は非常に少ない…
これは噴霧技術です。
超音波噴霧器などは非常に微細な粒子にしてミストを発生させます。
ですから、見た目以上に薬液量は圧倒的に少ない、曝露量が非常に少なくなります。

こういうのは現場の技術ですね!

ちなみに、ピレスロイド系殺虫剤(除虫菊)は今はコレが主流!

コレも同じですね。
曝露時間が長くなる分、濃度や曝露量などを低くしています。
ピレスロイド系殺虫剤は世界的に安全がかなり疑われていますが、メーカーは頑張って安全性を担保しています。

まあ、こういう安全性を担保するというのは現場の基本的な考え方です。
でも、現場を知らないとわからないですよね…

ただ、上記は単なる理論?理屈に過ぎません!
安全であろう!安全なはずだ!という、まあ理論先行ですよね…

ですから、こういうものは昔から実証テストが繰り返しおこなわれています。

こういうものは農薬なども同じですが人体実験はできません。
(当たり前ですが…)
次亜塩素酸水は浸透性・残効性がゼロなので、急性の毒性だけでよいと思います。

そして、一番大事なのが事故や健康被害が起こっていないかの情報収集です。

これは誤認や不正使用、デマもありますので事実確認できるモノが対象になります。
中国の事故は次亜塩素酸の高濃度吸引だったそうです。
次亜塩素酸水の適正な使用での事故・健康被害は世界的に見ても起こっていません。

現場で働く人の現実 VS 井の中の蛙の妄想

こういう議論が起きているのがSNSの世界ですね。
ただ、現実に起きていることが事実、妄想は妄想に過ぎないわけです。
有事こそ、しっかりと事実を見つけて判断しないと被害がさらにさらに大きくなってしまいます。
現実には事故や健康被害がまったく起きていないという事実こそ、高い安全性の証です!

ということで、ここまででもかなりの安全性は担保はできていますが…
ここから個人の判断が入ります。

次亜塩素酸水の空間噴霧は、どこまで効果を出すべきか?

ここで現場の思いが変わってきます。
人はそれぞれ違っています。
感染リスク、重症化リスク、個人の思い、健康への心配…
それぞれ違うのですから、それは個人が決めれば良いことです。
そして、店舗は店舗、施設は施設が決めればいいんです。
危険を煽ったり、効果をそそのかしたり、強制・強要するようなことがあってはいけません。
○○警察は要らないのです。

濃度  …20~50ppm
曝露時間…空間噴霧する時間
曝露量 …噴霧の強さ・排出量
曝露機会…加湿器の品質・性能など

あとは環境・条件設定です。
空間噴霧の性質上、人が多ければ効果は下がります。人がいなければ効果は絶大です。
空気が乾燥していたら広がりは遅くなります。室温が低いと効果は落ちます。
部屋が広いと隅々まで届きませんが、逆に狭いと湿度が上がりすぎます。
私のオススメは、室温20℃、湿度60%です。コレにすべて合わせると環境や条件設定しやすいですね。

次亜塩素酸水の空間噴霧は効果や安全性に強弱をつけることができます。
こういうことも知らず、効果があ!安全があ!と騒いでも、恥ずかしいだけです。

自動車の運転だって、安全速度で走るでしょ?
法定速度が決められていても事故リスクがあれば速度調整するでしょ?
自動車は危険だあ!と運転しない人はしなければいいんです。これは個人の自由!
でも、運転するのならしっかりと状況判断して運転すればいいですよね!
まして、他の運転手に危険だから運転するなと強要するようなことはないと思います。
ドライブが快適なら、法定速度内で楽しめばいいですよね!不快ならドライブしなきゃいい!

人間には選択の自由があるわけですし、次亜塩素酸水側はずっとそれを訴え続けているわけです。
くれぐれも○○警察がデマに煽られて現場の邪魔をしませんように…