風の動き方、空気の動き方は現地で解説していますので、とりあえずはこれで想定してくださいね。

空気中に浮遊するモノは、空気の流れに乗って移動します。
そうなると、空気が流れる先(赤いゾーン)、空気の流れが留まる場所(黄色ゾーン)には空気に浮遊しているモノがいっぱい集まります。

これはね、家庭内だとほこりとかで見えます。
空気が流れる先なら空気清浄機や換気扇ですね。

無農薬の農業ハウスでは、空気の流れを読んで病害虫対策もします。
たったこれだけで病気や害虫の発生が抑えられたりするんですよね!
植物栽培においては、いろいろなオンラインセミナーをやっていますので、ご興味のある方はどうぞ!
(ちょっとCM)

一時的にはたいした違いは無いと思えても、たとえば授業なら1時間2時間…放課後の時間になるまでの差が出てきます。
まず間違いなく、赤いゾーンと黄色のゾーンから感染していきます。
ですから、これを見た人は赤いゾーンと黄色のゾーンを避けましょう。
一番安全なのは、一番寒いところです(*^O^*)

窓を開けての換気とは、こういう換気です。
電車とか自動車の乗り物なら小さく窓を開けても換気できますが、建物では無理です。

また、これからは花粉や土ほこり、PM2.5の時期なので窓を開けるのは厳しいと思います。
近年は花粉症でも重症化リスクが上がっていますので、窓は開けない方がいいです。

上の図は、誰も居なくなったときに窓を開けて一斉に換気しています。
そうすると、教室内は花粉や土ほこり、PM2.5などが入って空中浮遊してしまいます。
ですから、生徒たちが戻る前に加湿で空間浮遊を落とし、空気清浄機で空間浮遊を吸い取ります。

生徒が戻ったら、窓はもう開けられません。
加湿と空気清浄機を稼働させ続け、ウィルスも花粉もほこりも空間浮遊しないようにします。
舞ってしまったモノは空気清浄機で吸うように考えます。

もちろん、これでOKなわけではありません!

よりクオリティを高めるなら空調システムを導入してください。
予算や工期の問題があるなら、できる限りのことを!

そして、上記を頭に入れてちょっと応用してみましょう!

店内の空気が乾燥している店は、人が多いと感染リスクが高い!

いかがですか?
衣服とかの店だと加湿できないので、人が多いとちょっと躊躇ですね。
でも、会話もそれほどではないのでウィルス浮遊も少ないですが…

飲食店ではちょっとしっとり感じるぐらいだと感染リスクは減ります。
空気がカラカラで人が多いなら、ちょっとねえ…
クラスター発生のヒントになるかもねえ!
若い人がクラスターを発生させるというより、若い人は代謝が強いので乾燥に強いから気づかないというのも一理あるよねえ。
まだまだ推測だけですが、「若者=ならず者」ではない、違う何かがあると私は考えます。
政府とかは若い奴が夜のならず者で感染を拡大させて!なんて言ってますけどねえ…
私は空気の違い(乾湿)の差があるんじゃないかな?と睨んでいます。

空気の動きもご用心!
空気が留まりやすい場所や空気の出口は要注意!
留まるなら、そういうところは避けた方がいいですよね!

こういう、ちょっとした知識でも感染予防になります。

感染予防はちょっとしたことの積み重ね!

そうだ!
アルコール消毒よりも次亜塩素酸水除菌の方が加湿が得やすいぞ!

なーんてね(*^O^*)

植物栽培の豆知識

人間様と植物を一緒にするんじゃねえ!って、マジで言ってる科学者や医者ががいるけどさ。

自然や生き物を舐めるんじゃねえ!

ということで…
「空間浮遊」ということで、ちょっと植物栽培から話をしてみます(*^O^*)

植物の病気は大半が糸状菌(カビ菌)です。
胞子が風に乗ってやってきて、そして植物に落ちて菌糸を伸ばしてきます。
植物の害虫は多くが羽で飛んでやってきます。
が、とても小さいハダニやアブラムシも含めて、風に乗ってやってくる者います。

これ、空間浮遊ですね。風に乗ってやってきます!

農薬ブシャーッの農家さんなら皆殺しですが、有機栽培や無農薬栽培だと「風の流れ」も病害虫対策にとって大事になります。

農業ハウス(温室)で、一番病害虫被害に遭うのがレッドゾーン、そして次にイエローゾーンです。
風が通るところは飛んできてもさらに飛ぶので、被害は少ないですね。
レッドゾーンやイエローゾーンは、それはそれは巣窟になっちゃいます。

コロナウィルスだって花粉だって、人間に向かって飛んできません。
飛んだ先はどこ?ということですから、飛んだ先があなたなら貴方の虜になります。

乾燥した空気はウィルス、菌、花粉、ほこり、塵などを長く浮遊させます。
しっかり加湿させ、空気の流れもしっかり見るようにしましょう!