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「コロナウイルスのエンベロープを破壊できる濃度の消毒液は、ヒトの細胞膜も破壊できる」んですよ。
だから、角質で覆われている手指ならアルコール消毒できるけど、目に入れたり肺に吸い込んだりしてはいけないわけ。
なのに「空間除菌」は「ウイルスを不活化し人体には無害です」と謳う。詐欺よ。
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こういうのがTwitterで書かれてましたねえ。
ウィルスは人間の細胞膜を拝借しているので、ウィルスと人間の細胞は同じ細胞膜だから同じ耐性という理論ですね。
「ウィルスは設計図を持っている!」なんてよく言われてますよね。
同じ耐性であれば、ウィルスを壊す消毒液は人間の細胞も壊すという認識だと思います。

一方、私の考えはこうです。

虎の皮を被っても虎にはなれない。皮を被っても中身は羊…
強さや耐性が同じにはならないけど、見た目は誤魔化せるというのが私の考えです。

ウィルスは意思を持っていないですが、自分を駆逐しようとする相手から逃れる術を持とうとします。
この相手とは媒体(宿主)の免疫システムです。
前者はウィルスは人間の細胞と同じ耐性を持つことで逃れ、私はウィルスは人間の細胞であるかように勘違いさせて逃れるという、逃れる術の言い分が違っています。
まあ、どっちでもいいですし、ウィルスの話はいろいろなところでやっています。

ただ、薬品耐性は同じなのかというと、これはまったく違ってきます。
両方とも、単なるタンパク質の塊ではありますが、生き物というのは生きているからこそタンパク質の塊とは違ういろいろな機能を有しています。
これをウィルスが持てるはずもなく…
ウィルスはやがて人間の免疫システムに正体がバレて駆逐されます。
人間の細胞が傷つけられることはなく、ウィルスだけが壊されていきます。
こうなると、人間の免疫システムはそのウィルスに対して「おまえ、偽物やんけ!」と見破り続けることができ、免疫を持ったということになります。
わかりやすいかな?

ですから、「ウィルスを壊すモノは人間の細胞も壊す」は、私にはそういう考えはありません。
ウィルスって、それほど強くはありません。
(これは芽胞形成菌も相手にしている私だからそう思っているだけ?)
一方、生き物の細胞というのは生きているからこその能力があります。
死んでしまえば無抵抗、単なるタンパク質の塊ですが、生きていればムッチャ強い!


次亜塩素酸水200ppmを苗木に吸わせても、植物の細胞はまったく壊れません。
植物には細胞壁がありますが、それでも柔らかい花や若い芽ですら次亜塩素酸水200ppmでは壊れません。


次亜塩素酸水100ppmをハウス内で大量噴霧しても、菌やウィルスは壊せますが生き物はまったく細胞が壊れません。
ウィルスよりも薬品耐性が強い芽胞形成菌(枯れ草菌など)もカンタンに破壊しますが、生き物はまったく殺せない。
ダニやアブラムシなど、目に見えるか見えないかの生き物も、植物の花も、ましてや人間もダメージを受けません。
エラ呼吸する生き物を除いては…

まあ、こういうのはサイエンスで楽しめばいいですね!
私の話はデタラメだと言われてもいいんです(*^O^*)別にこれで飯食っているわけではないんで…
でも、現場では私が言っているサイエンスのほうが実際に起こっていますよねえ。

一方、「コロナウイルスのエンベロープを破壊できる濃度の消毒液は、ヒトの細胞膜も破壊できる」は起こっていないです。
これがサイエンスとして正解であっても、現場で起こっていなければ正解と言えるのか?

まあ、こんなのはサイエンスのウンチクなので糞の役にも立ちません。
どうでもいいんです!
私の話も、まあおもしろかったらいいなあぐらいで、実際に現場では役には立ちません。
現場にとってサイエンスは楽しむモノで、現場はまったくちがう考え方、モノの見方をします。

これも同じ人が書いていますが…

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日本語には「毒にも薬にもならない」と言う表現がある。
濃度が低すぎる消毒液は「毒にも薬にもならない」。
濃度が高すぎる消毒液は「薬にも毒になりうる」。
まぁ、現実的には「健康被害もほぼないし、効果もほぼない」事が多いんだけどね。空間に散布したらあっという間に濃度下がるからさ。
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ここですね!
これは現場で現実的に起こる現象を書いています。
サイエンスのウンチクではなくて、現場で実際に起こることが書いてあります。

サイエンスよりも、現場で現実的に起こることが正解!

サイエンスは現場で起こることへの裏付けであって、サイエンス通りに現場では起こらないのです!
この人は単なる次亜塩素酸水アンチではなくて、現場を見ていますよね!

だから、私と考えが繋がるところがたくさん出てきました。

角質で覆われている手指ならアルコール消毒できるけど、目に入れたり肺に吸い込んだりしてはいけないわけ。

そうなんです。
手指というのは角質に覆われて強いんです!
だから、アルコール消毒液でも使えます!界面活性剤入り石鹸でも洗えます!次亜塩素酸水でも除菌できます!
角質があるから強いんですね!

次亜塩素酸水は手指にふさわしくないとか検証していないというのは、行政がアルコール消毒液側の既得権益のために言っただけで、医学的には安全なんです。
角質があるんだから!

歯医者さんは当たり前に使っていますよね。
角質ではない粘膜の部分でも次亜塩素酸水を使っています。50ppm程度ですね。
医療の方でもいろいろ確執(角質じゃないよ!)はあるみたいですが、事故や健康被害は全く出ていないんじゃないかな?
どこぞの歯科医は次亜塩素酸水の偽物を販売して捕まっていましたが…

医師もいろいろなんですねえ(*^O^*)

でも、次亜塩素酸水50ppm程度なら角質で覆われていなくても細胞は壊されていないのが現実ですね。
ですから、NITEの出している80ppmを「ウィルスも人間の細胞も壊す濃度」と、まあ仮にそうしておきましょう。

そう考えれば、粘膜部分は80ppm以下、角質で覆われた部分はアルコール消毒液に匹敵する濃度で使用しても医学的に問題ないことになります。

次亜塩素酸水を空間噴霧しても、ウィルスの不活性という効果は得られない!

これはね、私が次亜塩素酸水側から攻撃されるかもしれませんが…
別に構わないです。
飛沫ってウィルスが裸で飛んでいるわけではないですし、飛沫の中にあるウィルスにミストをぶち当てて壊すなど至難の業です。
ミストってシールドにはならないです。

実際、植物栽培でもミストによる実験を繰り返しましたが…
ウィルスどころかカビ菌も壊せないです。ミストってそういう威力は持っていません。
ただ、誰も居ない密閉されたハウスで数時間ミストを炊き続けると効果は発揮します。
つまり、誰も居なければ効果は発揮できます。

これらも踏まえて、絶対に効果がないわけではないけれど、人が居るところでは空間噴霧に過度な期待などしてはいけません。

次亜塩素酸水の空間噴霧は、ウィルスの不活性化という効果もなければ、騒ぐほどの健康被害も無い

それはそうですよね!
この人は「ウィルスを壊す濃度が人体の細胞を壊す濃度」とのサイエンスですから、濃度が落ちれば人体に影響など出るはずがありません。
ウィルスを壊す効果はないけど、人体の細胞も壊すことはありません。

「現実的には健康被害もほぼないし、効果もほぼない事が多いんだけどね。空間に散布したらあっという間に濃度下がるからさ。」

これは私も同じ考えです。
これは次亜塩素酸水の普及何とかの団体も同じ事を言っていなかったっけ?
みんな同じ考えだと思いますよ。

空間には塵やほこりがたくさん舞っています。
空間噴霧したって、目に見えるほこり、目に見えない塵や微生物、PM2.5…
何もないように見えますが、空中にはいっぱいいろいろなモノが浮遊しています。
物理的にも噴霧した次亜塩素酸水の濃度は低くなります。

これは余談ですが…
次亜塩素酸水はエラ呼吸する生き物には強い毒性を示しますが、他には強い毒性を示しません。
魚は水道水(次亜塩素酸ナトリウム1ppm)で強い毒性を受けちゃいますよね!
金魚を飼ったことがある人はカルキ抜きをしましたよね。
でも、私らは平気です。
どうして平気かというと…水道水のミストを吸ったって、肺の細胞は次亜塩素酸ナトリウム1ppmの曝露を受けないからです。
これはね、エラ呼吸と肺呼吸の仕組みの違いなんです。
長くなるので、これはいずれ…

ここで大事なのは、次亜塩素酸水の空間噴霧は危険ではない!という現実的なところ

これをみんなが主張しているということです。これが正解です。
この人は、「コロナウイルスのエンベロープを破壊できる濃度の消毒液は、ヒトの細胞膜も破壊できるけど、現実的にはウィルスは壊れないし健康被害も出ていない」としています。

で…私はこういう質問を入れました。

毒にも薬にもならないのであれば、加湿器肺炎対策に次亜塩素酸水の空間噴霧はとても有効ですよね?

これが返答です。

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答えは「有効かどうかは分かりません。無効とは言えませんが、お勧めはできません」。
加湿器内部を殺菌消毒するのに十分な濃度の次亜塩素酸のミストを直接吸い込むのは有害である可能性が高いと思います。
常に加湿器から十分離れていられるなら、加湿器内部を殺菌消毒できて良いかもしれません。

ですが、運転中の加湿器に近づく人がいる可能性があるなら、やめておいた方が良いと思います。
また、加湿器の方式によっても変わると思うので、一律に答えるなら「やめておけ」となります。
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実は、この部分はすでにサイエンスでも医療でもない、私たち現場の得意とする領域です。
別に誘導したわけではありませんが、知ったかぶりなどせずに答えておられました。
「分からない」と…

「加湿器内部を殺菌消毒するのに十分な濃度」は次亜塩素酸水濃度の有効性の話ですよね。
知っているのは私ら現場です。医師は医療で使わないから多くの人は知らないと思います。
水に沸く雑菌であること、水の中なので曝露が極めて強いことなどで、5ppmもあればOKです。
まあ、余裕で10ppmでもいいですし、しっかりで50ppmでもかまいません。
すでに、ウィルスを壊す濃度や人体の細胞を壊す濃度よりも低くなっています。

「次亜塩素酸のミストを直接吸い込むのは有害である可能性が高いと思います。」については…
前述のあった、「ウィルスを壊す濃度=人の細胞を壊す濃度」を参考にすれば、NITEのヒタヒタの80ppmがとてもありがたい数値になります。
でも、この80ppmというのは次亜塩素酸ナトリウム500ppm相当です。
「コロナ対策では次亜塩素酸ナトリウム0.05%で!」と行政が言っていたので、基準とさせてもらいましょう。

となると、効果はともかく、安全性では50ppmはまったく問題ない濃度となります。
ウィルスが壊れない濃度ですね(*^O^*)人体の細胞も壊れない濃度です!

「加湿器から十分離れていられるなら、加湿器内部を殺菌消毒できて良いかもしれません。ですが、運転中の加湿器に近づく人がいる可能性があるなら、やめておいた方が良いと思います。」
これについては、加湿器から噴出されたミストは拡散します。
噴口に鼻を近づけない限り、近寄ったぐらいではたいした違いはありません。
私は湿度60%に合わせる提案をしていますので、ほどよく理想的に拡散をしてくれますから心配ありません。
ここも医師よりも現場の方が詳しいですね。

加湿器においては、これは私がとても詳しいので!
私よりも詳しい人も現場には多くいますし、医師の方々よりは間違いなく詳しいですね。
ですから、一律ではなく加湿器のタイプごとに提案ができます。

となると…

医師の主張には、「次亜塩素酸水の空間噴霧は危険だ!」がまったく無くなりますよね!

これでいいんじゃないでしょうか?
サイエンスの部分では言い分が食い違っていましたが、それはどうでもいいことです。

私は次亜塩素酸水の空間噴霧が浮遊しているウィルスに効果を示せないことを実体験でも認めています。
効果をまったく示さないわけでは物理的にもありえませんが、期待はそれほどできないと考えるべきです。

医師は、次亜塩素酸水の空間噴霧は現実的に危険ではないことを認めています。

こうなれば、技術が進展していきます!
現場はよりよくなっていきます。

私は、次亜塩素酸水の空間噴霧は加湿器肺炎対策と加湿対策だと言い続けています。

人が誰も居なくなったときの次亜塩素酸水の空間噴霧は安全面はまったく問題ありません。
ですから、人が居ないときが次亜塩素酸水の空間噴霧の最大のチャンスです。

人が居るときは、加湿器肺炎対策と加湿対策がメインとなります。

加湿器肺炎に関しては、探してもなかなか見つからない次亜塩素酸水の事故や健康被害とは違ってたくさん出てきます。
死亡事故も起きていますし、しっかり対策を取らなければいけない現実性ある対策です。
この人は有効性はわからないとのことですが、ヒューマンエラーも含めた現場のリスク管理ですでに多く活かされています。
加熱タイプの加湿器を使うか、次亜塩素酸水20~50ppmで空間噴霧するか…
現場では選択できるようになります。

加湿対策は、これは風邪や花粉症対策でもすでに周知のことだと思います。
浮遊しているモノは加湿することで床に落とせます。
冬など乾燥が激しいときは浮遊時間がとても長くなります。静電気が多く発生して吸い寄せたりもします。
花粉でも加湿で落とせますので、空気清浄機+加湿器はアレルギー大国日本ですから欠かすことはできないですね。

いかがですか?

これでも次亜塩素酸水の空間噴霧が危険でダメだというのなら…
サイエンスや現実的なこと以外の「思惑」でしかありませんよね。

サイエンスや現実的なことでは寄り添うことはできますが、思惑では寄り添えません。
その思惑が一番強いのが、悪代官と越後屋の癒着です。
農水省の前大臣が賄賂をもらっても自宅起訴扱い…これでは悪の芽は摘み取れません。

ここで私の本音ですが…

どうせワクチンに頼るしか道はないんだ!だから、それまでいかに凌ぐかを現場は必死になってやっている!邪魔すんな!

感染経路がまったく明らかにならない!
なんで静岡で変異種が市中感染しているんだ?どうして病院がクラスター化しているんだ?
止められないんだったら、どうしてロンドンのように正直に言わないんだ?

次亜塩素酸水の有効活用は凌ぐため!
しょうがないんだよ、止められてない!意味不明の感染だらけ!
現場は凌ぐしかしょうがないよね?

そりゃさあ、「感染経路がこうだからこうやれば感染阻止できるよ!こうすればコロナなんて止められるよ!」っていうのがあればさあ…
現場は忠実にそれに従うし、それを知っているなら日本なんかに埋もれてないでWHOで陣頭指揮を執ればいい!
世界に羽ばたいて、是非ともヒーローになって欲しい!今こそ、地位と名誉を手に入れるんだ!

でも、ヒーローがいないんだから、現場はとにかく有るモノで凌ぐのは当然!

ワクチンがまわりきってコロナの脅威が消えたら、次亜塩素酸水は自然淘汰されるんだからさ…
しょうもないことでイキってないで、凌ぐためにみんなで頑張ろうよ!

東京と違って、地方は一人暮らしのお年寄り、老夫婦だけの世帯など…コロナが浸透するとかなりヤバい!
医療崩壊どころか、地獄絵図にさえなり得るなあと、ここがど田舎でご隠居が多い街だから凄く実感してます。

賄賂でも癒着でも俺様でも愉快犯でも…なんでもいいんだよ!

凌いでいるんだから、現場の邪魔はするな!

ワクチンが行き渡り、コロナが収束するまでは凌がなきゃいけないんだよね、現場は…
これはどの現場も同じ!医療現場だって同じなんじゃないかな?

みんなでコロナと戦い、できれば悪代官や越後屋とも戦って欲しいけど…
ここは非国民扱いされるので、私だけでいいさ…(*^O^*)

そうそう!

なんでもかんでも見境無くマウント取りたがる人が多いですが、クレベリンは私には関係ないぞ(*^O^*)
それはメーカーに聞いてくださいね。