「次亜塩素酸水とアルコール消毒液は、どちらが効果が高いですか?」

これねえ…
悪代官と越後屋の悪意で国民が勘違いの疑問を持っちゃいましたが…
アルコール消毒液をコロナ対策で優位にしたくて仕方なかったので、必死に印象操作していました。

あたかもアルコール消毒液のほう優秀だと見せつけたい実証ばかりしていましたよね!

でもね、普通に化学者や医師ならわかりきったことなので、ああいう作為的な実証テストは信用していません。
あれを信じられる専門家は、まあ次亜塩素酸水アンチか犬かどちらかです。
(本物の犬に失礼ですよね…ごめんなさい)

次亜塩素酸水とアルコール消毒液、どちらが効果が高いのかは、条件によります。

わかりやすく書くと、こういう感じです。

瞬殺力に優れているのは次亜塩素酸水です。
持続力が優れているのはアルコール消毒液です。

次亜塩素酸水は瞬時に菌やウィルスを破壊しますが、破壊したと同時に消えます。
「有機物に触れると効果を失う」と言われていますよね。
瞬殺力は凄いのですが、有機物があると効果も瞬時に消えてしまいます。

アルコール消毒液は瞬殺力は劣るモノの、有機物に触れても効果を失いません。
多少の汚れで効果を失うことはなく、菌やウィルスを壊していきます。
揮発してしまわないかぎり、効果は続くと考えればいいですね。

これが現場の認識です。これで使い分けています!

どちらが効果が高いとかは、まあとても幼稚な発想ですね。
大事なのは、現場や状況に合った使い分けです。また、使い方も違ってきます。

アルコール消毒液は揮発してしまうまで持続性があるので、たとえば人間が怪我したときの傷口を消毒するのはとても向いています。
怪我したときは傷口に汚れやバイ菌が付いちゃいますよね。
こういうときは、持続性が強いアルコール消毒液(それよりもチンキかな?)が向いています。
こういうのは医師の方がよくご存じだと思います。

ただ、持続性が高いということは効果を残すということでもあります。
乱用すると弊害が強くなっていきます。

次亜塩素酸水は瞬殺能力が高いですが、持続力は無いに等しいほど弱くなっています。
これは日常での除菌処理にとても向いています。
生き物に対して、食材に対して、高い安全性を担保できます。

ただ、持続性がないということは汚れにとても弱くなっています。
すぐに効果を失います。

だから、次亜塩素酸水は噴霧を断続的に行うことで効果を維持していきます!

シュッよりもシュシュッ、シュシュッよりもシュッシュッシュ

持続性は無いですが、噴霧できる強みが次亜塩素酸水にはあります。
一方、アルコール消毒液は噴霧できませんが持続性という強みがあります。

でね、こういう話をすると「農薬じいさん」が産まれてしまいます。

アルコール消毒液を噴霧すれば最強じゃないか!

効果だけを追い求めたら、追い求めただけ過酷なことをするようになります。
安全性や自然・生態系保護など無視した乱用が始まります。

自分一人が乱用して害を受けるのはかまいませんが、他には迷惑千万な行為になります。

私はどちらが効果が高いとか優秀とかは言いません。
これは使う現場、使う場面で違うからです。

どちらも優秀、上手く使い分けることが大事!

どちらもコロナと戦うための大事なウェポンです!

では、
レストランなどの入り口で置くのはアルコール消毒液と次亜塩素酸水のどちらを置くべきか?

私は両方置くことを提案しています。
選択できるようにするのがベストです!

ただ、入り口の人の通りが多かったり、日が当たるようなことがあるならアルコール消毒液です。
安全性よりもタフな方が向いていますよね。
こういう店では、入り口はアルコール消毒液、テーブルごとに次亜塩素酸水というやり方がベストです。

そうそう!
消毒の持続力の話をすると、凄く勘違いした化学者さんがいたので最後にココだけ…

消毒行為は菌やウィルスを殺す、不活性化することです。
アルコール消毒液は揮発してしまうまでは、この効果を持続します。

でも、ここから先は抗菌の話です。
抗菌とは、「菌やウィルスを増殖させない」ことですよね。
抗菌力はアルコール消毒液も次亜塩素酸水も持っていません。
ですから、消毒の持続性と抗菌力とは違います。

抗菌力まで有している次亜塩素酸水はピキャットクリアだけ!

ちょっと宣伝させていただきました(*^O^*)